目 次
はじめに-------------------2
A 健康寿命と要介護予防-----------4
1 健康寿命の考え方
2 健康寿命の延伸
3 健康寿命と平均寿命の推移と不健康期間の拡大
4 健康格差・地域格差と要介護予防
B 脳の機能と障害-------------10
1 脳の区分
2 脳の四つの機能
C 高次脳機能障害-------------12
1 高次脳機能障害の原因と症状
2 高次脳障害の判別
3 高次脳機能霜害のチェックポイント
4 カウンセリングで診る特徴的な症状
D 横向経絡調整の実技-----------21
テキスト2 「介護リハビリ整体 Ⅱ」
はじめに
在宅の要介護者は、生活支援を受けることが中心になり、リハビリテーションの機会に恵まれないのが殆どで、「寝たきり」の期間が長くなり、廃用性症候群に発展するケースが多くなります。
介護を必要とする方々が、寝たきりでいるということは良い状態ではありません。寝たきりの方々は、血行が悪く、そのため体内の様々な機能が徐々に低下してしまいます。だからといって、長い間寝ていた状態を、ある日突然に横向きにしたり、座らせたり起こしたりするなど急に体を動かすことも良くありません。急に動かすと一時的に内臓器官に不調和な状態を起こさせることがあります。このような場合、徐々に時間をかけ、計画的に行います。その際、注意して発語・表情・顔色・気分・体温の変化など見たり、聞いたり、計ったりしなければなりません。常に声を掛け、安全に留意し、絶対に事故のないよう手技または介護を行うことが大切です。
このテキストで学ぶ「介護手技療法」は、前編では東洋医学の理論に基づいて、体の中を駆け巡る気血のエネルギーを調整し、内臓器官に働きかけ、自然治癒力を増強し、血液を浄化し、内臓機能を始め四肢の機能をも活性化するものです。また、後編では体位の変換の基礎技術、さらに関節の可動域を広げるための訓練なども学びます。ここで学ぶ技術は、安心・安全で効果の高いものを選別してあります。
このテキストの次のステップであるリハビリテーションでは、運動療法や物理療法を学びます。介護にはコミュニケーションと共に心のケアが大切です。聞き上手、対話重視の施術が大切です。その上で、有効な徒手技術(介護手技療法を始め経絡調整、経穴療法、推拿療法・運動療法、筋連動法など)を多いに活かしていただき、貴方の手で寝たきりの方々に光明を与えることを切に願います。
テキスト3 「介護リハビリ整体 Ⅲ」
目 次
はじめに------------------ 2
A 要介護者へのリハビリテーション
1 リハビリテーションの領域------- 3
2 医学的リハビリテーション------- 4
3 教育的リハビリテーション------- 6
4 職業的リハビリテーション------- 8
5 社会的リハビリテーション------- 9
6 心埋的リハビリテーション-------10
7 介護とホームヘルパー --------10
8 リハビリテーションにおける看護と介護-11
a リハビリテーション看護
b リハビリテーション介護
9 地域リハビリテーション--------13
10 パワーリハビリテーション-------14
B リハビリテーション介護とマッサージ
1 リハビリテーションと医療マッサージ--16
2 いろいろなマッサージ --------17
3 マッサージの基本手技 --------18
4 マッサージの応用手技 --------19
C 徒手筋力検査(下肢)とマッサージ
①長・短腓骨筋20 ②長母趾伸筋21 ③長趾伸筋22
④前脛骨筋23 ⑤長母趾屈筋・長趾屈筋24
⑥後脛骨筋25 ⑦腓腹筋26
⑧大腿屈筋(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)27
⑨中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋28 ⑩大殿筋29
⑪大内転筋・長内転筋・短内転筋30 ⑫大腿四頭筋31
⑬縫工筋32 ⑭腸腰筋33
はじめに
リハビリテーションは、能力低下やその状態を改善し、「障害者の社会的統合」を達成するためのあらゆる手段を含んでいます。リハビリテーションは障害者が環境に適応するための訓練を行うばかりでなく、「障害者の社会的統合」を促す全体として環境や社会に手を加えることも目的とします。そして、障害者自身と家族、そして彼らの住んでいる地域社会が、リハビリテーションに関するサービスの計画と実行に関わり合わなければなりません。
これからの超高齢化時代は、要介護者のリハビリテーションを行う病院や介護福祉関連の施設が不足し、そこで働く人たちも不足し、さらに国家予算も不足します。さらに、これからは1町内に1施設が必要となり、通所できない在宅要介護者への訪問リハビリも今以上に必要となります。
在宅要介護者へのリハビリは、国家資格の有無や、国家民間資格を問わず、家族や近隣住民などがリハビリ技術を習得して積極的に日常的に行えることが求められる時代になったのです。地域リハビリテーションです。整体師も積極的にリハビリテーションテクニックを導入し、在宅要介護者への施術に活かして欲しいと思います。
テキスト4 「介護リハビリ整体 Ⅳ」
目 次
はじめに-------------------2
A 通所リハビリと訪問リハビリ--------3
1 デイサービスと介護保険制度
2 平成24年度介護保険制度改正
資料 機能向上計画書
運動機能向上プログラム
通所介護利用料金表
B 生活機能向上のための運動療法-------13
1 寝返りから起き上がり
2 座位から立位へ
3 座位で横移動
4 上半身の体操
C オムニバンド(R)トレーニングとは-------21
1 オムニバンド(R)とは
2 オムニバンドの握り方
3 運動機能向上をめざすリハビリに
D オムニバンドトレーニング実技-------24
テキスト5 「介護リハビリ整体 Ⅴ」
目 次
A 関節の基本的な動き
1 関節拘縮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2 主な関節・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
3 関節の動き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
4 肩関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
5 肘関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
6 前腕の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
7 手関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
8 股関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
9 膝関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
10 足関節の運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
B 生活動作のリハビリ体操
1 起き上がり体操・・・・・・・・・・・・・・・・・18
2 横這い体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
3 四つ這い体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
4 膝立ち体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
5 膝立ち歩き体操・・・・・・・・・・・・・・・・・24
6 片膝立ち体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
7 立ち上がり体操・・・・・・・・・・・・・・・・・26
C 介護予防のリハビリ体操
1 立ち上がり座り体操・・・・・・・・・・・・・27
2 腹式呼吸体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
3 股関節開閉体操・・・・・・・・・・・・・・・・・32
4 仰向け肩関節体操・・・・・・・・・・・・・・・33
5 腰と下肢のひねり体操・・・・・・・・・・・34
6 股関節曲げ伸ばし体操・・・・・・・・・・・36
7 肘立て首肩体操・・・・・・・・・・・・・・・・・38
8 肘立て肩胸腹筋体操・・・・・・・・・・・・・39
9 下肢のひねり体操・・・・・・・・・・・・・・・40
10 腹筋強化体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
11 足指の体操・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42